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ランチア『ストラトスゼロ』が古都奈良にやってくる!…コンコルソデレガンツァジャパン2025

  • 《写真提供 コンコルソデレガンツァジャパン2025実行委員会》
  • 《Photo by Matt Jelonek/Getty Images News/ゲッティイメージズ》
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  • 《写真提供 コンコルソデレガンツァジャパン2025実行委員会》
  • 《Photo by John Keeble/Getty Images News/ゲッティイメージズ》
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  • 《写真提供 トヨタ自動車》

『ストラトスゼロ』が奈良の都にやってくる! 自動車の“美”を競うコンクールデレガンスのひとつ、「CONCORSO D'ELEGANZA JAPAN 2025Ancient capital of NARA」(コンコルソデレガンツァジャパン2025)が3月15~16日、奈良県奈良市の法相宗大本山薬師寺で開催される。

コンコルソデレガンツァジャパンは、世界で最も美しいコンクールデレガンスのひとつであり、世界でもユニークなコンクールデレガンスとして定評がある。

2016年に京都市の二条城を会場にして第1回が開催されたコンコルソデレガンツァジャパンは、コロナ禍による中断を挟み、世界遺産・薬師寺に会場を移して6年振りに開催される。主催者によると、大規模なイベント会場として薬師寺が利用されるのは初めて。主催はコンコルソデレガンツァジャパン2025実行委員会。

展示車両として海外からランチア・ストラトスゼロがやってくることが明らかにされた。先年亡くなったマルチェロ・ガンディーニがデザインチーフを勤めていたベルトーネが開発したコンセプトカーで、当初は『ストラトス』と呼ばれていたが、量産仕様の登場に伴い、コンセプトカーは「ストラトスゼロ」と呼ばれるようになった。

ほかにはアルファロメオ『ティーポ256コルサ』、アストンマーティン『スピードモデルCタイプ』、トヨタ『2000GTボンドカー』など、約60台を展示予定だ。日の入りと日の出のマジックアワーのスペシャルセレブレーションも特筆できる企画だろう。

欧米では自動車文化において、絵画や彫刻などのアートや伝統工芸と同じ様に自動車の芸術性を鑑賞し、評する歴史がある。それは自動車が、移動需要を満たす道具という存在を超えた、デザインと技術力の結晶のような存在だったからだ。そのクラフトマンシップを競い、より優れたものを称えるイベントが「コンコルソデレガンツァ」=エレガンスさを競うコンクールだ。車が古いだけ、珍しいだけでは不十分で、メンテナンスの状態、オーナーによるプレゼンテーションも評価の対象だったりする。なおコンコルソデレガンツァはイタリア語、コンクールデレガンスはフランス語からの仮名表記だ。

チケットは一般入場チケット(1万6500円+決済手数料)、VIPチケット(6万6000円+決済手数料)、プレミアムVIPチケット(16万5000円+決済手数料)の3種類。会場内はチケットにより利用可能なエリアが分かれており、対象の企画、サービスが異なる。チケット販売プラットフォーム「チケミー」で取り扱う。