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ホンダ、インドで「Honda SENSING」搭載車5万台突破…MT車にもADAS搭載
ホンダ・カーズ・インディア(HCIL)は、先進運転支援システム(ADAS)を搭載した車両の販売台数が5万台を突破したと発表した。
この成果は、ホンダの「Safety for Everyone(すべての人の安全)」というグローバルビジョンと、2050年までにホンダ車による交通事故死亡者ゼロを目指す目標への取り組みを示すものだ。
HCILは2022年5月、インド初の主流強力ハイブリッド車であるホンダ『シティe:HEV』にADAS技術「Honda SENSING」を導入した。その後、ホンダ『シティ』(2023年3月)、ホンダ『エレベイト』(2023年9月)、そして最近ではホンダ『アメイズ』(2024年12月)にも展開を拡大している。特に新型アメイズは、インドで最も手頃な価格のADAS搭載車となり、より幅広い顧客層にこの先進安全技術へのアクセスを提供している。
顧客の反応は非常に好意的で、先進安全技術への消費者の嗜好の高まりを反映しているという。現在の販売傾向によると、Honda SENSING ADAS搭載車種はエレベイトで60%以上、シティで95%、アマーゼで30%の販売比率を占めている。さらに、ADAS搭載モデルを選択した顧客の2人に1人が、この先進安全技術を購入の主な理由として挙げている。これは、インドの自動車購入者の意思決定プロセスにおいて安全性の重要性が増していることを示している。
HCILは2023年、ホンダ・シティでマニュアルトランスミッション(MT)車にADASを導入し、業界初の取り組みを行った。現在、ホンダ・シティのV、VX、ZXグレード、エレベートのZXグレード、アメイズのZXグレードは、MTとCVT両方でHonda SENSINGを搭載している。また、シティe:HEVでは標準装備となっている。