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マルチスズキの小型トラック『スーパーキャリー』、印セグメント初のESP搭載
スズキのインド子会社のマルチスズキは、小型トラック『スーパーキャリー』に、セグメントで初めてESP(電子制御安定装置)を搭載したと発表した。
新たに搭載されたESPは、7つの安全機能を統合した高度なシステムだ。具体的には、アンチロックブレーキシステム(ABS)、電子制動力配分装置(EBD)、エンジンドラッグコントロール(EDC)、トラクションコントロールシステム(TCS)、横転防止機能、油圧ブレーキアシスト(HBA)、そして電子制御安定装置(ESP)が含まれる。
これらの機能により、急ブレーキ時の車輪ロックアップ防止や、積載量に応じた最適な制動力配分、滑りやすい路面での優れたグリップ力の維持、急カーブでの安定性向上などが可能となる。マルチスズキは、これらの機能がドライバーと積荷の両方を守り、ビジネスと家族の安全性を高めると強調している。
スーパーキャリーは、マルチスズキの先進的な1.2リットルKシリーズデュアルジェット、デュアルVVTエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載し、優れた性能と効率性を実現している。同社は、インド全土270都市の370以上の商用車販売店でスーパーキャリーを販売しており、eコマース、宅配、日用消費財、物流など幅広い用途で活用されている。