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自動運転で318km/h、マセラティのスーパーカー『MC20』が世界最高速を記録
マセラティのスーパーカー『MC20クーペ』が、自動運転で318km/hという驚異的な速度を記録し、新たな世界記録を樹立した。
この快挙は、インディ・オートノマス・チャレンジ(IAC)とイタリアのポリテクニコ・ディ・ミラノ大学が共同で実施したプロジェクトの一環として達成された。
記録更新の舞台となったのは、アメリカ・フロリダ州ケープカナベラルにあるNASAケネディ宇宙センターの滑走路だ。全長4.5kmに及ぶこの滑走路は、かつてスペースシャトルの着陸に使用されていた歴史的な場所。
今回の記録は、ポリテクニコ・ディ・ミラノ大学のAIDA(Artificial Intelligence Driving Autonomous)部門が開発したAIドライバーソフトウェアによって実現された。このソフトウェアを搭載したマセラティMC20クーペは、人間のドライバーなしで318km/hの速度に到達。2022年4月に同じ場所で記録された自動運転車の最高速度310km/hを上回った。
マセラティMC20クーペは、昨年11月にイタリアのピアチェンツァ軍用空港で285km/hを記録し、市販車ベースの自動運転車としての最高速度記録を保持していた。今回の記録更新により、イタリアの革新的な技術力が再び世界に示された形となった。
インディ・オートノマス・チャレンジは、高速レースを通じて自動運転技術の発展を目指す組織だ。世界中の10の大学チームが参加し、AIドライバーによる完全自動運転レーカーの開発に挑戦している。IACは自動運転車の安全性と性能向上に向けたイノベーションを推進するプラットフォームとして機能している。