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三菱『グランディス』の名前が欧州で復活へ…新型CセグSUVとして7月発表へ
三菱自動車の欧州部門は、2025年に発売予定の2つの新型CセグメントSUVのうち、1台目の車名を『グランディス』にすると発表した。「グランディス」はかつてミニバンとして販売されていたが2009年に日本での販売を終了、欧州などでも2012年までに販売終了となっていた。
グランディスは、欧州の主力SUVセグメントのC-SUV向けに開発。効率的でコンパクトなSUVに最新技術と統合型Googleシステムを搭載、充分な空間と多用途性を求める活動的な若い家族をターゲットとしているという。
車名のグランディスは、2000年代のミニバンと同名で、ラテン語で「大きく印象的な」という意味に由来する。広々とした室内空間と力強く自信に満ちたデザインを強調するために選ばれた。
新型グランディスは、特有の「ダイナミックシールド」フロントデザインを新しく解釈し、リアデザインには特徴的な「ヘキサガードホライゾン」アイデンティティを採用しているという。
広々として多目的な室内空間に加え、新型グランディスは包括的なADAS技術と統合型Googleシステムによるシームレスな接続性を提供。日常生活から週末の冒険まで、家族全員の安全性と快適性を確保している。
欧州向けに開発された新型グランディスは、マイルドハイブリッド(MHEV)とフルハイブリッド(HEV)のパワートレインを搭載し、パフォーマンスと高効率を両立させる。
現段階では車体のエンブレムと一部しか見ることはできないが、世界初公開は2025年7月を予定しており、市場投入は同年秋となる。