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アウディ、車両の命名規則をグローバルで統一へ…3月発表の新型『A6』から
アウディは2月3日、車両の命名規則をグローバルに統一すると発表した。これにより、全モデルのサイズとポジショニングが明確に示されることになる。従来の電動車と内燃機関車を区別する番号の違いは廃止される。
アウディAGの販売・マーケティング担当、マルコ・シューベルト取締役は、「この決定は、顧客や世界のディーラーからのフィードバックに基づくもの」と述べた。
新しい命名規則では、モデル名が一目でサイズとポジショニングを示すように設計されている。今後、モデル名は1つ以上の文字と数字で構成される。文字のAとQは、低床車と高床車の区別を示し、数字は1から8までの範囲で、駆動方式に関係なく明確な分類を可能にする。
この新しい命名規則は、まず内燃エンジンを搭載したアウディ『A6』新型から適用される。このモデルは、ブランドのフルサイズセグメントでの長い成功の歴史を象徴しており、3月4日に世界初公開される予定。駆動方式コードにより、例えば『A6アバントTFSI』は、全電動の『A6アバントe-tron』と明確に区別される。
なお、既に販売中のモデルに関しては、遡及的な名称変更は予定されていない。