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「星雲の煌めき」BMWと日本の名匠プロジェクト、最新モデルは『X7 錦ラウンジ』
ビー・エム・ダブリューは2月3日、BMWの最上位SUV『X7』をベースにした日本オリジナルのコンセプトモデル『X7 錦ラウンジ』を発表した。
このモデルは、「星がきらめく、美に満たされたやすらぎの空間」をコンセプトに、日本の伝統工芸を惜しみなく施し、その魅力を高めている。外装には、宇宙に輝く星雲の煌めきを表現するため、ベルベット・ブルーをメインカラーに、ルーフ部分をスペース・シルバーで塗装。内装には、1万5000個ものLEDにより青白い星の光を演出する「パノラマ・スカイルーフ」を装備している。
最大の特徴は、日本の伝統工芸を駆使した内装。フロアマットは川島織物セルコンが手掛け、絣染めを用いて星空を表現。トリムやセンターコンソールには、楽芸工房による蒔絵装飾が施され、宇宙空間の広がりを表現している。さらに、kuska fabricと楽芸工房によるセンターコンソールは、丹後織と蒔絵装飾で宇宙空間の果てしない広がりを表現している。
このX7 錦ラウンジは、約3年前に発表された『X7 西陣エディション』に続く日本オリジナルモデル。BMWは、日本市場における高級車需要の高まりを背景に、日本の文化や技術を取り入れた特別仕様車の開発に力を入れている。
BMWは、日本の伝統工芸とBMWのクラフトマンシップの融合により、新たなラグジュアリー空間を創造していく。