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日産、普通免許で運転できる小型トラック『アトラス』に6人乗りダブルキャブ追加
日産自動車は、普通自動車運転免許(普通免許)で運転できる小型トラック『アトラス』の「普通免許対応モデル」にダブルキャブを追加し、3月中旬より発売すると発表した。価格は467万0600円からとなっている。
アトラス 普通免許対応モデルは、深刻化するドライバー不足に悩む運送業界の課題解決を目指し、2024年11月に発売されたモデル。いすゞ自動車の『エルフミオ』をベースに、日産自動車の車種として、いすゞより生産供給されている。両社の技術力を結集し、運送業界のニーズに応える車両として開発された。
今回の新モデルでは、用途に応じて車型を選択できるよう、6名まで乗車可能なダブルキャブを新たに設定した。
新モデルは、各種運転支援技術の全車標準装備やパワフルな走行性能を引き継いでいる。さらに、クラスNo.1の燃費性能も特徴だ。これにより、安全性と経済性を両立させている。
荷台の高さは、顧客の用途に合わせて3種類から選択可能だ。フラットローダブルタイヤ、フルフラットローダブルタイヤ、フルフラットローシングルタイヤの中から選ぶことができる。また、ボディカラーは2色から選択できる。
この新モデルの登場により、運送業界では普通免許保有者の活用が進み、ドライバー不足の緩和につながることが期待される。また、6名乗車可能なダブルキャブの追加により、作業員の移動と荷物の運搬を同時に行えるなど、業務の効率化にも貢献していく。