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ホンダのスポーツサイド・バイ・サイド、『タロン』に2シーター設定…2月米国発売へ

  • 《photo by Honda》
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ホンダの米国部門は、スポーツサイド・バイ・サイド(SxS)『タロン』の2025年モデルに、2シーターバージョンを設定し、2月に発売する。

2019年の市場参入以来、タロンはプレミアムSxSとしての地位を確立してきた。2025年モデルは、小回りの利く『タロン1000X』と広大な地形向けの『タロン1000R』の2つの基本グレードで展開される。それぞれに標準的なショーワ製サスペンションを搭載したモデルと、アダプティブ機能を持つインテリジェントFOXリブバルブテクノロジーを採用したモデルがラインアップされている。

タロン1000Rは、単なるSxSではなく「2人乗りの高性能パワーハウスだ」とホンダはアピールする。ホンダ独自の999ccユニカムエンジン、自動デュアルクラッチトランスミッション(DCT)、そしてオプションのFOXリブバルブ先進セミアクティブサスペンションを搭載。これらの組み合わせにより、広大な地形でも卓越したパワーとコントロール性能を発揮する。

カラーバリエーションは、FOXリブバルブ搭載モデルがパールレッドとマットネイビーブルー、標準モデルがマットアビスブラックとなっている。価格は、タロン1000R FOXリブバルブが2万3599ドル(約367万円)、タロン1000Rが2万1399ドル(約333万円)、タロン1000X FOXリブバルブが2万2599ドル(約351万円)、タロン1000Xが2万0399ドル(約317万円)に設定された。

発売は2月を予定している。ホンダは「ライフ イズ ベター サイド・バイ・サイド」をスローガンに掲げ、タロンを通じて新たなオフロード体験を提供していく。