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EVや自動運転に対応、リテルヒューズが先端回路保護技術を展示予定…オートモーティブワールド2025

  • 《写真提供 リテルヒューズ》
  • 《写真撮影 高木啓》

回路保護技術を手がけるリテルヒューズの日本法人、Littelfuseジャパンは、1月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催される「第17回オートモーティブワールド」に出展する。

同社は、自動車設計者が直面する課題に対し、さまざまなアプリケーションによって価値あるガイダンスを提供している。

今回の展示会では、設計者が複雑なプロジェクトを遂行する上で有効なカスタマイズされたソリューションの提供に重点を置いている。リテルヒューズは2022年にC&Kスイッチ社を買収し、製品ラインナップを継続的に拡大。現在のポートフォリオには回路保護やパワー半導体、センサー、スイッチ、コネクターなどが含まれ、包括的な最先端技術を網羅している。

展示会では、新しいソリューションとして、AEC-Q200 Rev E適合ヒューズを紹介する。これは、自動車用電子機器やEVアプリケーション向けに設計された厳格な回路保護製品。薄膜ヒューズ、Nano2ヒューズ、PICOヒューズ、カートリッジヒューズなどが含まれる。

また、新しい分散温度監視プラットフォームの「TTape」も出展する。リチウムイオンバッテリーパックの温度監視に対応するソリューションで、複数の検知ポイントを持ち、配線の簡素化や複雑なプログラミングの削減を実現する。

その他、電流検出抵抗器(CSR)、車載グレードTVSダイオード、非対称TVSダイオード、電流センサー、30EV高電圧ヒューズ、KSC2シリーズ密閉型タクタイルスイッチなどが展示される。

リテルヒューズは、スマート安全システムや自動運転車、ワイヤレス接続、電気自動車など、次世代の自動車設計をサポートする専門知識と製品を提供している。