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スズキ初のEV『eビターラ』、アイシンやデンソーが開発の「eアクスル」搭載

  • 《写真提供 デンソー》
  • 《写真提供 スズキ》
  • 《写真提供 スズキ》
  • 《写真提供 スズキ》
  • 《写真提供 スズキ》

BluE Nexus、アイシン、デンソーの3社は、共同開発したeアクスルが、スズキ初のバッテリーEV(BEV)量産モデル『e VITARA(eビターラ)』に搭載されたと発表した。

eビターラは、スズキが「Emotional Versatile Cruiser」をコンセプトに開発した初のBEV量産モデルで、先進的なデザインとシャープな走行性能が特徴だ。

eアクスルは、小型モーター・インバーターを採用し、高出力密度と高い動力性能を実現。さらに損失低減技術により、優れた電費性能を提供する。この製品は、スズキ・モーター・グジャラート社と同じインド国内で生産され、BluE Nexus Automotive India Pvt. Ltd.から供給される。これにより、スズキの市場ニーズに応じた世界各国でのBEV展開に貢献する。

今後、BluE、アイシン、デンソーは、それぞれの強みを活かし、小型、高効率、低コストな製品開発を進める。また、BluEを通じて、あらゆる電動車に製品を搭載し、社会のカーボンニュートラルに貢献することを目指す。

BluEは、2019年4月に設立され、電動化システム・電動駆動モジュールの開発・販売を行っている。