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「涙出るかっこよさ」最後のHEMIエンジン搭載車、ダッジ『デュランゴSRT 392』発表に悲しみ声も
ステランティス傘下のダッジは、高性能SUV『デュランゴSRT 392 AlcHEMI』を欧州で発表した。この限定モデルは、6.4リットルV8「HEMI」エンジン搭載の最終モデルになる。SNSでは、ダッジを象徴するエンジンを搭載する最終モデルの発表を惜しむ声が上がっている。
デュランゴSRT 392 AlcHEMIは、独特のデザイン要素を特徴としている。イエローのブレンボSRTブレーキキャリパーが目を引く外観コントラストを生み出し、ハニカムテクスチャーのデュアルエクステリアストライプにはイエローのアクセントが施されている。内装は6人乗りで、高品質の黒革シートにイエローとシルバーのステッチが施されている。
外装色は、ダイヤモンドブラック、デストロイヤーグレー、ベイパーグレー、ホワイトナックルの4色が用意される。その他の特徴的なデザイン要素として、サテンブラックの「392」フェンダーデカールにイエローのアクセント、20インチ×10インチの軽量サテンブラック鍛造SRTホイール、ブラックの排気口、ミッドナイトメタリックのグリルとリフトゲートバッジなどが挙げられる。内装には鍛造カーボンファイバートリムが採用され、イエローとシルバーのステッチが全体に施されている。
そして肝となるのが、ダッジを象徴する6.4リットル SRT V8「HEMI」エンジンだ。475hpのパワー、637Nmのトルクを発生し、0-100km/h加速は4.4秒、最高速度は250km/hを誇る。これらの性能は、ダッジの全輪駆動システムと組み合わされ、クラスをリードする走行性能を実現する。
「HEMI」エンジン搭載の最終モデルとなる「デュランゴSRT 392 AlcHEMI」の登場にX(旧Twitter)では、「これが最後のキュインキュイン」「最後のHEMIかあ」と、ダッジを象徴するエンジンの終焉を悲しむ声が見られた。またそのスペックに「排気量がアメリカン」と驚くコメントも。
その個性的なデザインに関しても「涙出るかっこよさ」と高評価するコメントが見られた。