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軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス’41」発表

  • 《photo by Jeep》
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ジープは11月19日、電動SUV『ラングラー4xe』の「ウィリス'41」を米国で発表した。第二次世界大戦時に活躍した伝説の軍用車「ウィリスMB」をモチーフにしており、ジープの歴史と最新技術を融合させた一台となっている。

『ラングラー4xe ウィリス'41』の最大の特徴は、ミリタリーオリーブドラブ調の新色「'41」を纏った外装だ。17インチアルミホイールも同色で塗装され、33インチのオールテレーンタイヤと組み合わされている。フードサイドには、第二次世界大戦中の米軍仕様を再現した「WILLYS / 4XE」デカールが貼られ、当時の実用的な雰囲気を忠実に再現している。

内装には、タン色のヘリテージクロスシートやオリーブドラブ色のダッシュボードインサート、'41シフターメダリオンなど、随所に特別仕様の装備が施されている。ルーフは、ボディ同色のハードトップ、電動開閉式のスカイワンタッチパワートップ、そして専用のタン色ソフトトップから選択可能だ。

ラングラー4xe ウィリス'41は、プラグインハイブリッドシステムを搭載している。2.0リットルターボエンジンと2基の電気モーター、高電圧バッテリーパックを組み合わせたこのシステムにより、49MPGe(マイル/ガロン相当)の燃費性能と、21マイル(約34km)の電気走行を実現している。

ジープブランドは、この特別仕様車を通じて自社の軍用車としての歴史を称えつつ、電動化という未来への取り組みも示している。