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アキュラの入門SUV『ADX』にスポーティ仕様の「A-Spec」、米国設定
ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは、新型コンパクトSUVの『ADX』に、米国でスポーティ仕様の「Aスペック」を設定すると発表した。ADXは高級感とスポーツ性能を両立させた新モデルで、アキュラブランドの入門SUVに位置づけられる。
『ADX Aスペック』の特徴は、スポーティな内外装デザインにある。ロードノイズを低減するレゾネーター付き19インチアルミホイール、LEDフォグランプ、ウルトラスエード素材のシートトリム、パノラミックムーンルーフ、フロントシートの通気機能、パンチング加工を施した本革巻きフラットボトムステアリングホイールなどが採用されている。さらに、アンビエントLED照明やステンレス製スポーツペダル、赤いゲージニードルなど、スポーティな要素も随所に取り入れられている。
最上位グレードの『ADX Aスペック with Advance Package』は、フルレザートリムのシートにウルトラスエードのインサートを組み合わせ、ステアリングヒーター、サラウンドビューカメラ、バング&オルフセンの新型プレミアムサウンドシステムなどが搭載されている。
技術面では、Google機能の搭載が大きな特徴となっている。3年間無制限のデータプランが付属し、Googleアシスタント、Googleマップ、Googleプレイなどのアプリを利用できる。これにより、運転中でも音声操作で様々な機能を利用することが可能となり、安全性と利便性が向上している。
パワートレインには、1.5リットルVTECターボエンジンが採用されている。このエンジンは高効率・高応答性のターボチャージャーや、低圧力損失のターボチャージャーパイピング、4-2排気ポートシリンダーヘッドなどを特徴とし、幅広い回転域で高いパワーを発揮する。
さらに、スポーツチューンされたCVTトランスミッションやパドルシフター、ブレーキ時の早期ダウンシフト機能なども備え、スポーティな走りを実現している。オプションで用意される先進の全輪駆動システムは、最大50%のエンジントルクをリアホイールに送ることができ、ハンドリング性能と滑りやすい路面での走行安定性を向上させている。