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RJCカーオブザイヤー、スズキ『スイフト』が4代連続受賞、輸入車はMINI『クーパー』に

  • 《写真撮影 雪岡直樹》
  • 《写真撮影 雪岡直樹》
  • 《写真撮影 雪岡直樹》
  • 《photo by MINI》
  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《写真提供 三菱自動車》

NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月12日、栃木県「モビリティリゾートもてぎ」で2025年次RJCカーオブザイヤーの最終選考会を行い、国産車部門はスズキ『スイフト』が受賞したと発表した。スイフトとしては4代連続での受賞となる。

輸入車部門はMINI『クーパー』、テクノロジー部門はBYD『シール』の「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」の3部門ほか、特別賞として三菱自動車のピックアップトラック『トライトン』を選出した。

RJCはスズキスイフトの選出理由について、「歴代スイフトから引き継いできたスタイリッシュなデザイン性やスポーティな走行性能をブラッシュアップ。新開発のパワートレインにクラストップレベルの空力性能、軽量高剛性ボディなどでクルマ本来の基本性能を高めたうえで、最新の運転支援システムを採用したことを評価した」としている。

2位以下の順位も公開されており、次点はホンダ『アコード』、3位はスズキ『フロンクス』だった。

輸入車部門のMINIクーパー選出理由については、「コンパクトでゴーカートフィーリングがある「MINI COOPER」らしさを継承。多彩なパワーユニットと2種のボディ、それぞれのモデルの乗り味は明確なキャラクターが与えられている。内外装のデザインからも開発者の遊び心がうかがえることを評価した」としている。

2位はBYD シール、3位はヒョンデ アイオニック5Nが続いた。

特別賞の三菱トライトンについては、「ピックアップトラックでありながら、SUV的な用途で、キャンプやさまざまなアウトドアスポーツを楽しむアクティブなユーザー層に好評。悪路走破性や走りの楽しさといった三菱自動車らしさ、パジェロで培った四輪制御技術や信頼性・耐久性を評価した」とした。