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ポルシェ『タイカンGTS』改良新型、700馬力に強化…航続は最大628kmに
ポルシェは11月12日、高性能EVスポーツカー『タイカンGTS』の改良新型を欧州で発表した。
改良新型タイカンGTSは、従来モデルから大幅に性能が向上。ローンチコントロール使用時の最大出力は515kW(700hp)と、従来から75kW上回った。標準装備のスポーツクロノパッケージに搭載された新しいプッシュトゥパス機能は、ボタンにタッチするだけで最大70kWのブーストを10秒間呼び出すことができる。
加速性能も向上し、0-100km/h加速は従来より0.4秒速い3.3秒を記録。0-200km/h加速も10.4秒と、1.6秒短縮された。航続距離も120km以上延び、最大628km(WLTP)に達している。
エクステリアには、ブラックやアンスラサイトグレーの数多くのGTS専用ディテールが施された。フロントおよびリアバンパーには、ブラック(ハイグロス)のインレイを備えたスポーツデザインが新たに採用されている。
インテリアには、スポーティなRace-Texのエクステンションスコープとブラックスムースレザーのエレメントが標準装備される。アダプティブスポーツシートプラスや、プッシュトゥパス機能とサーキットモードを含むスポーツクロノパッケージも装備される。
サスペンションには、ポルシェ アクティブサスペンション マネジメント(PASM)を含むアダプティブエアサスペンションが標準装備され、ポルシェ トルクベクトリング プラス(PTVプラス)と組み合わせることで、スポーティな走りを実現している。