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日産 ジューク 新型に「e-POWER」採用か、フルEVの可能性も

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日産の世界戦略クロスオーバーSUV『ジューク』新型プロトタイプを、南ヨーロッパでカメラが捉えた。最新の開発車両からは、これまで隠されていたディテールが露出し。最終デザインを確認することができる。

捉えた車両は、かなり薄くシャープに釣り上がるフロントコンビランプ、その下には、現行モデルから継承される大きな丸型ヘッドライトを装備している。フロントマスク一杯に広げられていたワイドグリルは、コンビランプの間から下方へと大型化。ウィングミラーの位置はドアへ移動されている。リアエンドでは、ブーメラン型テールライトを刷新。リアゲートへ大きく切れ込む新デザインの一部や、大型化されたルーフスポイラーも見てとれる。

次期型では、ルノー『クリオ』と共有する「CFM-B」プラットフォームを採用し、ホイールベースが延長されるだろう。また軽量化や剛性が強化されるとともに、ボディ全体が大型化される。安全装備では、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)、踏み間違い衝突防止アシスト、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、などが搭載されるはずだ。

パワートレインは、1.0リットル直列3気筒ターボエンジン、1.6リットル直列4気筒ターボエンジンのほか、1.5リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンがラインアップされる。また遅れて1.2リットル直列3気筒+電気モーターの「e-POWER」や、リーフの技術を流用するフルEVモデルの設定も可能性があるようだ。e-POWERの燃費は35km/リットル、EVの航続はリーフと同程度の400kmとなりそうだ。