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「悪魔のZ」がラスベガスに降臨、隠された“Devil Z”を探せ…SEMAショー2024

  • 《photo by ENEOS》
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ENEOS(エネオス)は11月5日(日本時間11月6日未明)、米国で開幕するSEMAショー2024において、人気漫画・アニメ『湾岸ミッドナイト』に登場する伝説の車「悪魔のZ」を再現したダットサン『240Z』を初公開する。

この特別なプロジェクトは、オーナーのジョン・ラウ氏とSEMA常連のデザイナー、ジョン・シバル氏のコラボレーションによって実現した。シバル氏は1971年式240Zのマッスルなワイドボディスタイリングをデザインし、Skillard社製のカスタムフロントスプリッターとリアディフューザーを組み込んだ。

ワイドフェンダーにより、フロント17×11.5インチ、リア18×13インチのWork Meister M1ホイールと、Toyo Proxes R888Rタイヤの装着が可能となった。この強力なグリップに対応するため、ENEOSオイルを使用するエンジンもアップグレードされている。

ダットサン『280ZX』のL28エンジンをL30にボアアップし、鍛造ピストンやH型コンロッド、ポート加工されたP90ヘッドを採用。さらにGarrett G35-900ターボを搭載し、Protuner ZTurboマニホールドとダウンパイプを装着。47mmベロシティスタックを備えた特製インテークプレナムに送り込まれる。これらはHaltech 2500 ECUで制御され、E85燃料に対応したトラクションコントロールも備える。

パワートレインは日産G37(スカイラインクーペ)の6速トランスミッションを介してフォードSuper 8デフに伝達される。サスペンションはApex Engineeredが担当し、Turbohoses社製の340mmカーボンセラミックローターにより効率的な制動を実現している。

車体には特別な意匠が施され、ビレットのピッチフォークエンブレムや「Devil Z」オイルキャップ、カスタムメーターなど、来場者が探して楽しめるイースターエッグも用意されている。

Supreme Auto Bodyによって組み立てられ、車体はポルシェPTSサンマリノブルーメタリックで仕上げられている。