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ベイビーCLS 登場! メルセデスベンツ『CLA』新世代の最終デザインはこれ

  • 《KOLESA RU/APOLLO》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツは現在、コンパクトなファッション4ドアセダン『CLA』次世代型を開発中だ。その最終予想デザインをプレビューしよう。次世代型はメルセデスベンツ・ブランドの中でも低価格帯の商品となるが、その雰囲気は“ベイビー『CLS』”と言える。

初代CLAは2013年のデトロイトモーターショーで公開された。その1年前に北京でデモンストレーションされた、4ドアスタイルクーペコンセプトの量産バージョンだった。第2世代となる現行型は2019年に登場しており、現在は新世代のCLAが準備されている。すでに2023年に同名のコンセプトカーが発表され、次期型として予告された。

KOLESA RUから提供された予想CGは、2023年のコンセプトカーをベースに、目撃されたプロトタイプの情報などにより制作された。

フロントエンドには、スリーポインテッドスターのLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備している。次世代型では、クラシックな内燃エンジンを搭載したバージョンと完全電動バージョンの2つのバージョンが同時に提供されるため、ラジエーターグリルのデザインはそれぞれ異なる。予想CGは内燃エンジンを搭載したバージョンだ。

ボディシルエットは、現行型と非常に似ているが、フロントとリアのホイールアーチの上に水平方向のキャラクターラインを配置、リアドアの後ろにはコンパクトウィンドウが追加される。ドアは従来型と同様にフレームレスのままで、ドアハンドルはポップアップ式となる。

プラットフォームは量産型では「MMA」(メルセデス・モジュラー・アーキテクチャー)プラットフォームを採用、内燃機関と完全電動パワートレインが提供される。技術的特徴はまだ不明だが、コンセプトカーには最高出力238psの電気モーターが装備されており、航続はWLTPサイクルで約750kmとされている。

情報によると、内燃機関モデルには、吉利とルノーが開発し、ドイツで微調整された中国製の2.0Lエンジンが搭載されるという。実現すれば、CLAでは初のメルセデス以外のエンジンを積むことになる。さらに、中国の新興企業モメンタが開発した都市支援運転システムも搭載されるはずだ。

CLA次期型のワールドプレミアは、最速で2024年内もありそうだ。次期CLAクラスには従来型同様に派生ワゴン「シューティングブレーク」は設定される予定で、関連してかは不明ながら最新情報によると、メルセデスベンツではクロスオーバーSUVの2車種、『GLCクーペ』と『GLEクーペ』を廃止する可能性があるという。