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ロールスロイス、映画『007 ゴールドフィンガー』劇中車を最新『ファントム』でオマージュ

  • 《photo by Rolls-Royce》
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ロールスロイス・モーターカーズは10月25日、映画『007 ゴールドフィンガー』に登場する車をモチーフにした特別仕様車『ファントム・エクステンデッド・ゴールドフィンガー』を発表した。

この特別モデルは、映画に登場した1937年型『ファントムIIIセダンカ・ド・ヴィル』の外装色を忠実に再現。車体の随所に金を使用し、映画のストーリーを巧みに表現している。

また、フロントシート間のセンターコンソールには、18金の金塊を収められるよう設計された隠し金庫を設置。スピリット・オブ・エクスタシー像は、純銀製の本体に18金で金加工を施すことで、映画のシーンを再現している。

内装では、エアベントやスピーカーフレットにも金の装飾が施され、トレッドプレートには映画のために作成されたフォントで「GOLDFINGERR」の文字が刻まれている。フロントフェイシアには、映画のロケ地となったフルカ峠の地形図が精密に描かれている。

この特別仕様車の開発には1年以上の期間を要し、完璧な仕上がりを目指して10個以上のプロトタイプが製作された。細部にまでこだわり抜いた仕様となっており、トランクを開けると007のロゴが投影されるなど、映画ファンを喜ばせる仕掛けも用意されている。