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メルセデスベンツ GLC 次期型、2022年から生産へ
メルセデスベンツは4月1日、次期『GLC』(Mercedes-Benz GLC)を2022年から、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場で生産すると発表した。
GLCは、『GLK』の後継モデルとして、2015年6月に欧州で発表された。メルセデスベンツはSUVの車名を順次、新呼称に変更。これに伴い、GLKはモデルチェンジを機に、車名をGLCに変更した。「GL」がメルセデスベンツのSUVに共通する名称(『Gクラス』を除く)で、末尾の「C」は、『Cクラス』の車格であることを意味する。
このGLCがデビューからおよそ4年が経過し、初の本格改良実施。3月にスイスで開催されたジュネーブモーターショー2019では、改良新型がワールドプレミアされている。
メルセデスベンツは、このGLCの次期モデルを2022年から、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場で生産する計画だ。ジンデルフィンゲン工場では現在、『Eクラス』『CLSクラス』『Sクラス』『GLAクラス』、メルセデスAMG『GT』シリーズを生産している。この生産車種ラインナップに、2022年からGLCが加わる。
ダイムラーはジンデルフィンゲン工場に、21億ユーロを投資。将来的には、「EQ」ブランドの電動パワートレイン車を生産する予定だ。バッテリーの生産も、ジンデルフィンゲン工場で計画している。