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シトロエン『C4 X』に改良新型、EVは航続425kmに

  • 《photo by Citroen》
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シトロエンは、パリモーターショー2024において、改良新型『C4 X』を世界初公開した。先進的なデジタルコックピットと快適性を追求したシートデザインが特徴となっている。

改良新型C4 Xは、ステアリングホイール背後に7インチの高解像度デジタルメーターを採用した。これは10インチタッチスクリーンと連携し、モダンなグラフィックインターフェースを実現する。さらに、カラーヘッドアップディスプレイも装備され、重要な情報を表示することで目の疲労を軽減し、安全性を向上させている。

シートデザインにも大きな進化が見られる。アドバンスドコンフォートシートと呼ばれる新設計のシートは、15mm厚くなったフォームクッションを採用。乗車時から柔らかな座り心地を提供し、長距離ドライブでも快適性を維持する。また、運転席には高さ調整とランバーサポート機能も備わっている。

さらに、アドバンスドコンフォートサスペンションとの組み合わせにより、乗り心地を追求した。プログレッシブハイドロリッククッションを使用したこの技術は、路面の凹凸を吸収し、まるで空中に浮いているかのような乗り心地を実現するという。

パワートレインラインナップも充実する。2024年に導入されたハイブリッド136とハイブリッド100モデルに加え、EVも用意される。EVは110kWと115kWの2種類が予定されており、航続は最大425kmに達する。