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「ルノー4」がEVで復活、光るフロントグリルは幅1.45mの一体成型!…パリモーターショー2024
ルノーはパリモーターショー2024において、伝説の名車「ルノー4」をEVとして復活させたルノー『4 E-Techエレクトリック』を初公開した。
新型ルノー4 E-Techエレクトリックは、オリジナルモデルの精神を受け継ぎつつ、現代の課題に対応するためにレトロフューチャーなデザインで再解釈されている。ルノーの環境対応への取り組みを象徴する車両となっている。
パワートレインは2種類用意され、いずれもヒートポンプを搭載して効率を最大化している。また、双方向充電機能を備え、バッテリーから外部機器に電力を供給したり、必要に応じて電力網に電気を戻したりすることが可能だ。
52kWhバッテリーは、NMC(ニッケル・マンガン・コバルト)技術を採用し、簡素化された構造により重量は300kg以下に抑えられている。このバッテリーは110kW(150hp、245Nm)の電気モーターに電力を供給し、0-100km/h加速は8.5秒以下、WLTP方式での航続距離は最大400kmを実現している。
100kW DC充電器を使用すれば、バッテリー残量15%から80%まで30分で充電可能だ。また、11kW AC充電器では10%から100%まで4時間30分で充電できる。
デザイン面では、オリジナルのルノー4を想起させる要素が随所に散りばめられている。特徴的なのは、幅1.45mの一体成型されたフロントグリル。連続的に発光する縁取りがルノーのロゴを囲んでいる。
内装は、デュアルホリゾンタルスクリーンを採用し、現代的な雰囲気を醸し出している。10インチのマルチメディアスクリーンは標準装備で、OpenR Linkシステムを搭載可能。Google機能が組み込まれており、充電最適化ルート計画などの機能を備えている。