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『アウトランダーPHEV』改良新型、ヤマハ製オーディオ搭載…国内向け三菱車で初
ヤマハは10月9日、三菱のクロスオーバーSUV『アウトランダー』改良新型にヤマハブランドのオーディオが採用されると発表した。
ヤマハブランドオーディオが三菱自動車の車種に搭載されるのは、アセアン地域で主に展開されている『エクスパンダー』に次いで2車種目となる。しかし、国内で販売される車種としては初めての事例となる。
改良新型アウトランダーの全グレードに、ヤマハと三菱自動車が共同開発したヤマハブランドオーディオが搭載される。最上級グレードには「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」(12スピーカー)が、その他のグレードには「Dynamic Sound Yamaha Premium」(8スピーカー)が標準装備される。オプションで「Ultimate」を選択することも可能だ。
これらのオーディオシステムは、アウトランダーの商品コンセプトである「威風堂々」を体現する音響空間を目指している。躍動感があり太く歯切れのよい低域と、透明感のある美しい中高域により、アーティストが目の前にいるようなリアルで臨場感あふれるサウンドを実現するという。
「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」では、12個のスピーカーに高性能のオリジナル振動板・磁気回路を使用。また、車速に応じて音量や音質を自動調整し、ロードノイズの影響を低減する補正機能や、4つのサウンドタイプを用意するなど、あらゆる走行条件下でも最高の音楽体験を追求している。
ヤマハは「Brings Me Closer to the Artist」をキーワードに車室空間の音響を提案しており、車両の個性やコンセプト、ユーザーへ訴求する価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、その車にふさわしい理想の音を実現する、としている。