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ロータス伝統の「ターボ」が復活、エスプリ継承した『エミーラ』2025年型

  • 《photo by Lotus》
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ロータスは、2025年モデルの『エミーラ』に、「ターボ」の名称を復活させると発表した。新ラインナップには『エミーラターボ』『エミーラターボSE』『エミーラV6』の3モデルとなる。

新モデルの命名は、ロータスの豊かな歴史を反映している。「エミーラターボ」は2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、1980年に『ターボエスプリ』で初めてターボ技術を採用した伝統を受け継いでいる。

「エミーラターボSE」のSEは、かつてのオプションパッケージ「スペシャルエクイップメント」に由来する。SEの名は、『エリート』、『エラン』、『コルチナ』など多くのモデルで使用されてきた。ロータスはSEを高出力・高装備モデルの識別に用いており、エミーラターボSEもこの伝統を踏襲している。

エミーラターボは、8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)と組み合わされた360hpの4気筒可変ジオメトリーターボエンジンを搭載する。エミーラターボSEはさらに性能を向上させ、400hpとトルクが50Nm増加している。エミーラV6は従来通り、400hpの3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンを搭載し、6速マニュアルまたは6速オートマチックトランスミッションが選択可能だ。

新型エミーラターボSEは、最高速度が11mph向上し、0-100km/h加速は4.0秒に短縮された。標準装備としてロータスドライバーズパックが含まれ、スポーツサスペンション設定、アップグレードされたクロスドリル加工ベンチレーテッド2ピースブレーキディスク、ローンチコントロールなどが装備される。

デザイン面では、エミーラターボに新しい20インチ10スポーク軽量キャストアロイホイール(グロスシルバー)が採用され、「エミーラターボ」のブランディングや新しいフットペダル、テクニカルファブリックのヘッドライナーなどが特徴となっている。

エミーラターボSEには、20インチVスポーク鍛造サテングレーホイール、ジンクグレーペイント、アルカンターラヘッドライナー、レッドブレーキキャリパー、「エミーラターボSE」バッジなどが標準装備されている。