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32年ぶり復活! ルノー『4』は『5』より屈強なスタイル、パリモーターショー2024で披露へ

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《写真撮影 中尾真二》
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  • 《(Photo by: Touring Club Italiano/Marka/Universal Images Group via Getty Images/ゲッティイメージズ》
  • 《photo by Renault》
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ルノーはジュネーブモーターショー2024において『5(サンク)』を復活させたが、同様に『4(キャトル)』の復活新型の開発が、現在最終段階を迎えている。ルノー4新型のワールドプレミアは、10月15日から開催されるパリモーターショー2024が有力視されている。

オリジナルのルノー4は、1961~92年に世界で800万台以上を販売した伝説の名車だ。それから30年後の2022年、ルノーはパリモーターショーにて『4EVERトロフィ』コンセプトカーを発表、Bセグメントの電動クロスオーバーSUVとして復活を示唆していた。

スクープ班が捉えたプロトタイプは、かなり厳重にディテールを隠しているが、ルノー5と同様に、新型ルノー4はオリジナルからデザイン要素を多く取り入れながら、4EVERトロフィに似たエクステリアが期待されている。

詳細を観察すると、短いオーバーハングが確認でき、前方へ傾斜を持つリアクォーターウィンドウ、コンセプトやオリジナルと同じフラットノーズと水平のボンネットが見てとれる。また、円形ヘッドライトを継承、オリジナルを彷彿させる幅広の黒いパネルに囲まれたグリルなどが予想される。

量産型のプラットフォームは、ルノー5でも使用されているルノー日産三菱アライアンスの「CMF-BEV」を採用するはずだ。ルノー5よりも頑丈なキャラクターの車として位置付けられ、クロスオーバーファンにアピールするために、少し地上高が高く、クラッディングとフェンダーフレアを備えたトリムが予想される。

キャビン内には、フルデジタルインストルメントクラスターや、10インチインフォテイメントディスプレイなどが期待される。

ルノー5では、52kWhと40kWhの2つのバッテリーオプションがあり、それぞれ300kmと400kmの航続を誇るが、ルノー4でも同様の仕様が予想され、最高出力121psと150psを発揮する電気モーターを積むと思われる。またルノー5は前輪駆動のみだが、ルノー4はSUVを強く意識した4×4モデルも用意される可能性がある。