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公式デビュー直前! シトロエン『C4』新型、その最終デザインを解き明かす
シトロエンの5ドアクーペクロスオーバー、『C4』改良新型に関する情報を入手、最終デザインをCGで制作した。C4ファミリー改良新型のワールドプレミアは、早ければ2024年10月のパリモーターショーとなりそうだ。
初代C4は2004年に登場、翌2005年には日本市場にも導入されている。現行型となる第3世代は2020年にデビュー。BEVの「e-C4」が設定されたほか、2022年にはファストバックとSUVを融合した「C4 X」とそのBEV版「e-C4 X」が追加された(日本には未導入)。
また2023年5月には、e-C4にわずかに大きい高電圧バッテリーを搭載、WLTPサイクルによる航続は約17%延長されて420km(261マイル)になるなど、性能が強化されている。今回の大幅改良では、これらすべてのC4ファミリーの一斉アップデートが予想される。
C4の開発車両は何度かスクープしてきたが、ディテールは不明だった。しかし、フロントエンドが完全に変更されることがわかった。改良新型では『C3』新型にインスパイアされた、より角張ったスタイルになるという。ヘッドライトには、デュアルLEDストリップが走り、バンパーのすぐ下、及びエッジに沿ったシングルLEDストリップが配置される。またC3と同様に、新しい楕円形のブランドエンブレムが与えられるだろう。
スタイリングの変更はリアセクションにも及ぶ。テールライトはスリムなLEDとブロックで構成され、スポイラー、バンパーもすべて新設計される。
第3世代のC4は、ステランティスの「モジュラーCMP」プラットフォーム上に構築されている。全長は4360mm、ホイールベースは2670mm。
パワートレインについては、シトロエンは数か月前、新開発の48Vハイブリッド搭載モデルを設定したばかりだ。1.2L直列3気筒ガソリンエンジンと、最高出力29ps(21kW)の電気モーターを組み合わせ、デュアルクラッチ・トランスミッション装備した「C4ハイブリッド136」を発表している。ラインナップ構成が比較的新しいため、改良新型にキャリーオーバーされるだろう。