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ジープ『ラングラー』、欧州で2025年型を発表…電動「4xe」が主軸に
ステランティス傘下のジープは、SUV『ラングラー』の2025年モデルを欧州で発表した。
80年以上の4×4技術を背景に、ジープ・ラングラーは世界で最も認知され、能力の高い車両、と自負する。2025年モデルは、オフロード性能、アイコニックなデザイン、オープンエアの自由、先進的なパワートレイン、洗練されたインテリア、そして革新的な安全機能と先進技術を兼ね備えている。
欧州では、プラグインハイブリッドの『ラングラー4xe』を主軸に据える。2025年モデルでは、2.0リットルターボチャージャー付きガソリンエンジン、2つの電動モーター、高電圧バッテリーパックを搭載し、都市サイクルで最大52kmの全電動走行距離を実現した。
ラングラーは、ボディオンフレーム設計と前後の5リンクサスペンションシステム、ソリッドアクスル、電子ロッカーを備えている。オフロード愛好者のニーズに応えるため、フルフロートのダナリアアクスルを備え、前方の内燃エンジンと後方の電動推進システムを組み合わせて、どんな状況でも最適なトルクと連続的なパワーを発揮する。
インテリアには、前後席にサイドカーテンエアバッグを標準装備している。12.3インチのUconnect 5タッチスクリーンラジオ、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto、12方向電動調整可能なレザーシート、85以上の安全機能が標準装備されている。これには、ブラインドスポットモニタリング、リアクロスパス検出、アダプティブクルーズコントロール、ドライバー疲労警告、レーンデパーチャーワーニング、交通標識情報システムが含まれる。
さらに、2025年モデルには新色「'41」が登場する。この色は、1941年のウィリスにインスパイアされたもので、D-Dayノルマンディー上陸作戦の80周年を記念している。深い緑色が特徴の「'41」は、ジープの伝説を現代に蘇らせる。
また、アクティブキャビンベンチレーションが利用可能で、モバイルアプリを通じて車内を事前に換気することができる。