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「MotoGP」最新セーフティーカーに新型BMW『M5』を起用、727馬力ハイブリッドで駆ける

  • 《photo by BMW》
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BMW Mは9月6日、高性能セダンの『M5』新型が、世界最高峰の2輪レース「MotoGP」の公式セーフティカーに起用された、と発表した。

BMW Mは1999年以来、MotoGPの公式セーフティカーを提供している。最新モデルが、M5新型だ。この新型セーフティカーは、イタリアのミラノで開催された特別な顧客イベントで発表された。

新型M5のセーフティカーは、最新のハイブリッド技術を採用しており、BMW『XM Label Red』のセーフティカーと同様に革新的なリードカーとして設計されている。

新型M5のセーフティカーは、V8エンジンと電動モーターを組み合わせた「Mハイブリッド」システムを搭載し、最大出力727hpを発揮する。8速MステップトロニックトランスミッションとM xDrive全輪駆動システムを通じて路面にパワーを伝える。

外観もM特有のデザインが再解釈され、ワイドなホイールアーチやサイドスカート、彫刻的なフロントバンパー、Cピラーエリアのデザインが特徴。さらに、特別なグラフィティデザインが施されている。

BMW Mは、サーキットでの使用に向けて特定の改造を施しており、カーボン製のフロントアタッチメントやアラミド製リアディフューザー、カーボンサイドスカート、カーボンチタン製テールパイプトリム、カーボン燃料フィラーキャップなどが装備されている。

特別な機能として、セーフティルーフバー、フロントスプリッター、レカロシート、6点式レーシングハーネス、消火器、海外輸送用の燃料吸引ポンプが含まれている。