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ボルボ、2020年以降のGoogle搭載車全てを無料ソフトウェアアップデートへ、さらに快適に

  • 《photo by Volvo Cars》
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ボルボカーズは9月4日、新しいインフォテインメントシステムを『XC90』をはじめ、全電動モデルの『EX30』と『EX90』に導入すると発表した。このシステムは、日常生活を安全かつ快適に過ごすための優れたユーザー体験を提供することを目指している。

この新しいシステムは特定のモデルに限定されるものではなく、2025年までに、全世界で約250万台のボルボ車がこのアップグレードを受ける予定。ボルボは、Google内蔵の車両を所有する全てのドライバーに対して、無料のソフトウェアアップデートを通じて最新のユーザー体験を提供する計画だ。

このアップグレードは、2020年以降に製造された車両に対して段階的に展開される予定で、これは自動車メーカーによる最も包括的なインフォテインメントのアップデートの一つという。これは、定期的なソフトウェアアップデートを通じて車両を時間とともに改善するというボルボの戦略に沿ったものだ。

新しいXC90の内部体験をさらに向上させるために、ボルボは11.2インチのフリースタンディング中央スクリーンを採用した。ピクセル密度も21%増加し、より鮮明な表示が可能となった。

スクリーン上のコンテンツも大きく変わり、地図、メディア、電話などの最も一般的なアプリやコントロールがホームスクリーンに表示されるようになった。これにより、頻繁に使用する機能にアクセスするためのタップ数が減少する。例えば、ナビゲーション中に音楽を変更する場合、Googleマップを離れる必要がなくなった。

また、状況に応じて表示内容が変わるコンテクスチュアルバーも導入され、最近使用したアプリが表示される。低速で運転している場合、外部カメラのアイコンが表示され、狭いスペースでの操作を支援する。

プラグインハイブリッド車のドライバーにとっては、電動パワートレインを最大限に活用するための「ドライブモード」がホームスクリーンに表示される。例えば、都市中心部に到着した際に電動モードに切り替えるのも簡単という。

新世代のユーザー体験は、異なるスクリーン形状やサイズに適応し、スケーリングが可能。これにより、新しいXC90、EX90、だけでなく3年前の『XC40』であっても、最新のボルボ・カーズのインフォテインメント体験を提供し、ドライバーが最も重要なことに集中できるようにする。