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その名は「ファーストクラス」、4000万円超のメルセデスベンツ・ミニバンがすごい

  • 《photo by Clive Sutton》
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英国ロンドンを拠点とするクライブ・サットンは8月27日、メルセデスベンツ のミニバン『スプリンター』のカスタマイズモデル「ファーストクラス・スプリンター」を発表した。

この新型車は、7人乗りのレザー張りパッセンジャーラウンジを備え、ファーストクラスの航空機に匹敵する機能を搭載している。

ファーストクラス・スプリンターには、43インチの4Kスクリーンが2台、サラウンドサウンドシネマオーディオシステム、ムード照明が全体に配置されており、これらはすべてカスタムクレストロンインターフェースで制御される。他にも、35Lと21Lのドリンク冷蔵庫、Wi-Fi、木目調のベニヤ、大型パノラマガラスルーフなどのプレミアム機能が含まれている。

7つのサロンチェアはすべてカスタムレザーで覆われ、電動レッグレスト、リクライニング、スライド機能、ヒーティングとクーリング、マッサージおよびランバーサポートを備える。

後部の広大なパッセンジャーラウンジには、前部キャビンからのプライバシーを確保するための電動パーティションが設置されており、会議やリラックス、エンターテインメントに利用できる。後部スペースには、Apple TVやHDMI接続が可能な43インチのテレビ2台と、オンボードのPlayStation 5にリンクされたシネマスタイルのサラウンドサウンドシステムも含まれている。

ダークプライバシーガラスを標準装備。最新のサットンコンバージョンは、ビジネスミーティングからパーティーの移動まで、様々な用途に対応できる。

運転席と助手席もフルレザーシートで、ダッシュボードも同様にトリムされており、プレミアムな仕上がりとなっている。前部キャビンも後部と同様にフルカーペットが敷かれ、木目調のベニヤとミラノスエードのヘッドライニングがあしらわれた。

最も広い仕様では、ロールスロイス、メルセデスマイバッハ、レンジローバーのロングホイールベースモデルをも凌駕する広さを誇り、7.88平方m以上の空間を提供する。後部座席が7席あっても、充分な荷物スペースが確保されている。

クライブ・サットンは25年以上にわたり、VIP向けの特注コンバージョンで業界をリードしてきた。顧客にはロックスターや俳優、サッカー選手、ビジネスオーナーが含まれ、目立たないプライバシーとプレミアムブランドに匹敵する豪華さの組み合わせが特長だ。

価格は23万ポンド(約4397万円)から。