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新型『スプリンター』は理想的なベース車両? メルセデスの新キャンピングカーが初公開

  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツは8月27日、新型『スプリンター』のキャンピングカーを8月31日、ドイツ・デュッセルドルフで開幕する「キャラバンサロン2024」で初公開すると発表した。

新型スプリンターは、これまでと同様に多様なボディ、エンジン、駆動バリエーションを用意し、モーターホーム市場においてその多様性と信頼性を維持している。

新型スプリンターは、パネルバン、シャシー、トラクションヘッドなど多様なボディバリエーションを持ち、モーターホームメーカーにとって理想的なベース車両という。特に、エンジンや燃料タンクがキャブエリアのBピラー前に配置されているため、リビングエリアの設計に自由度が高い。

エンジンオプションも多岐にわたり、OM 654型4気筒ディーゼルエンジンは84kWから140kWまでの4つの出力レベルが用意されている。また、前輪駆動、後輪駆動、全輪駆動のバリエーションがあり、最大総重量5.5tまで対応可能。全輪駆動は特に未経験のモーターホームドライバーにとって大きな利点であり、状況に応じて前後軸間の駆動力を自動的に配分する。

安全性と快適性も向上している。新型スプリンターには、アクティブブレーキアシストやサイドガードアシストなどの先進的な安全支援システムが標準装備されている。また、新しいステアリングホイールやMBUXマルチメディアシステムが搭載されている。

キャラバンサロン2024では、複数のモーターホームメーカーが新型スプリンターをベースにしたキャンピングカーを展示する予定。これにより、訪問者は新型スプリンターの多様性と進化した機能を直接体験することができる。