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中国専用の新型BMW『X3』は110mm長いロング仕様、光るグリルは標準装備

  • 《photo by BMW》
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BMWは8月6日、中国市場専用の新型『X3』を発表した。この新型X3は、中国国内で生産され、中国市場向けに特別に開発されたモデル。初めてロングホイールベースを採用し、後部座席の足元スペースを広げ、快適な乗り心地を追求している。

新型X3は、プレミアムミッドSUVセグメントに位置し、ラグジュアリーな内装と市場特有の標準装備を備えている。最新のBMW iDriveシステムは、BMWオペレーティングシステム9をベースにしており、中国専用の多くのデジタルサービスを利用できる。BMWデジタルプレミアムの内容も、中国の顧客のニーズと要求に合わせて調整されている。

この車両のコンセプト、デザイン、技術、装備は、中国の目の肥えたターゲット層の好みに正確に合わせて設計された。現地合弁のBMWブリリアンスオートモーティブ(BBA)の瀋陽工場で生産される。

新型X3は、ブランドの現代的なデザイン言語とBMW Xモデルの典型的なプロポーションを組み合わせている。フロントグリルには標準でBMWアイコニックグロー照明が装備されており、ボディカラーは5種類のメタリック塗装が選べる。

全長は4865mm、全幅は1920mmで、競合モデルの中で最もロング&ワイドな点がアドバンテージだ。ホイールベースは、グローバルモデルと比較して110mm延長され、2975mmとなった。

インテリアにはBMWカーブドディスプレイ、BMWインタラクションバー、フラットボトムステアリングホイール、センターコンソールやドアパネルのコントラスト照明が、BMW Xモデルの新しいモダンな雰囲気を作り出している。

標準装備のベガンザコンフォートシートは、レザーのような特性を持ち、3つのツートーンカラーが用意される。後部座席の快適性をさらに高めるために、標準装備のコンフォートクッションと、スマートフォンのワイヤレス充電用トレイを備えたセンターアームレストが装備されている。複数の色とモダンなグラフィックディスプレイを備えたオプションのスカイラウンジ照明付きパノラマガラスルーフも選択できる。