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『RAV4』と競合、ヒョンデ『ツーソン』改良新型はHEVとPHEVで商品力強化

  • 《photo by Hyundai》
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トヨタ『RAV4』などと競合するヒョンデの米国主力SUV『ツーソン』の改良新型が7月18日、米国で発表された。改良新型は、成功を収めた「センシュアス・スポーティネス」デザインをさらに進化させ、より力強い外観を持つ。

新しいフロントマスクとライトシグネチャー、アルミホイール、そして大幅に再設計された内装が特徴だ。さらに、多くの新しいドライバー快適性、利便性、安全技術が追加された。

内装のアップグレードは、より開放感のあるデザインと高機能ながら使いやすいインフォテインメントインターフェースが採用された。12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと12.3インチのタッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを統合したパノラマカーブディスプレイを新たに装備。

センターコンソールも再設計され、頻繁に使用するオーディオやHVACのコントロールが改善された。センターコンソール、ステアリングホイール、ドアパネルのアクセントも新しくなり、使いやすさが向上している。グローブボックスの上には新しいダッシュボードトレイが追加され、前席乗員の収納スペースが増えた。

「スマートストリーム」 2.5リットル直噴エンジンは、最大187hpのパワーと178 lb.-ft.のトルクを発揮し、8速ATと組み合わせる。

ハイブリッドとプラグインハイブリッド(PHEV)も用意され、回生ブレーキの調整が可能。ハイブリッドの1.6リットルターボエンジンは最大178hpのパワーと195lb.-ft.(264Nm)のトルクを発揮し、システム出力は231hpに達する。PHEVは、より強力な72kWの電動モーターを搭載し、システム全体で268hpを獲得する。

両モデルには標準でHTRAC全輪駆動が装備され、さまざまな路面状況に対応する。新しい「マイドライブ」モードでは、ドライバーが選択可能な「ベビーモード」が追加され、乗員への影響を最小限に抑える穏やかな加速が可能となっている。