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開発中の新型アストンマーティンのヒントも? 『007』の60周年記念イベント、英ロンドンで開幕

  • 《photo by Aston Martin》
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アストンマーティンと映画『007』シリーズの60周年を記念するポップアップイベント「House of Q by Aston Martin」が7月18日、英国ロンドンで開幕した。このイベントは8月4日まで続く。

このイベントは、1964年に公開された『007/ゴールドフィンガー』で初登場したアイコニックな『DB5』とジェームズ・ボンドの長きにわたる関係を祝うもの。バーリントン・アーケードのハウス12-13にある新聞雑誌売店を装った店舗の秘密のドアが入り口となっており、来場者は隠されたメッセージに導かれて中に入る。

内部には、シャンパン「ボランジェ」を楽しめるスピークイージー・バーが設置されており、アストンマーティンとイーオン・プロダクションズのアーカイブから提供されたオリジナルDB5の図面や部品のスケッチが展示されている。また、超極秘扱いのQのフライトケースも展示され、開発中のアストンマーティンをほのめかすヒントがちりばめられている。

バーリントン・アーケードは、1819年にオープンして以来、ラグジュアリーブランドが並ぶ高級ショッピング街として名を刻んできた。現在は47のブランドが軒を連ね、服飾品、腕時計、宝飾品などを取り扱っている。

「House of Q by Aston Martin」は、アストンマーティンの顧客、ファン、そして007ファンにとって特別な体験を提供するイベントであり、映画のオリジナル脚本やポスター、セット写真なども展示されている。音響には、ボンド映画の音楽と関係の長いBowers & Wilkinsのオーディオ機器が使用されている。

イベントは7月18日から8月4日まで開催され、アストンマーティンのデザイン部門やエンジニアリング部門が主催するデザイン・ワークショップなど、日替わりのイベントも予定されている。