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パリのデザインとドイツの精度を融合、『DS 4 ハイブリッド』の徹底した生産管理

  • 《photo by DS》
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DSオートモビルは7月16日、『DS 4ハイブリッド』の生産をドイツのリュッセルスハイム工場で開始した、と発表した。「このモデルは、フランス・パリのデザインとドイツの精度を融合させたもの」と同ブランドはアピールする。

DSオートモビルは、ステランティスのプレミアムブランドであり、2021年からコンパクトモデルの『DS 4』をドイツで生産している。「Designed in Paris, Made in Germany」をスローガンに掲げ、パリのDSデザインスタジオで設計され、ドイツで製造される初のコンパクトモデルとなった。

DS 4ハイブリッドは、ガソリンエンジンが136psの出力を発揮し、電動モーターが28psを引き出す。0.9kWhのリチウムイオンバッテリーにより、EV走行が可能。理想的な条件下では最大40%の燃費を向上できる。バッテリーは走行中に自動で充電され、ブレーキエネルギーも回収される。乗員や荷物のスペースは変わらない。

DS 4ハイブリッドのために特別に開発されたe-DCS6トランスミッションは、ギアチェンジ時のトルクの中断を最小限に抑え、スムーズな走行を実現する。

リュッセルスハイム工場では、品質保証のための特別な対策が講じられている。塗装ロボットの作業は高感度カメラシステムで監視され、各塗装層をチェックし、不規則性を正確に検出する。出荷前には、すべてのDS 4が工場内のテストコースで徹底的に検査され、異音などの問題がないことを確認するという徹底ぶりだ。