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ホンダ HR-V 欧州仕様にディーゼル搭載…日本の ヴェゼル は?

ホンダの欧州部門、ホンダモーターヨーロッパは3月25日、『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』に相当)の2019年モデルを発表した。日本仕様のヴェゼルには設定のない最新ディーゼルエンジンを搭載する。

このディーゼルは、1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「i-DTEC」だ。小型で高効率のターボチャージャー、低圧EGR(排気ガス再循環)システム、高いインテークフローなどの特長を備える。また、高強度で軽量のクランクシャフト、オールアルミ製のエンジンブロックなどにより、エンジン単体重量を低く抑えた。

スペックは、最大出力が120ps/4000rpm、最大トルクが30.6kgm/2000rpmを発生する。トランスミッションは6速MT。豊かなトルクを低回転域から引き出し、0~100km/h加速10.0秒の性能を備える。ホンダモーターヨーロッパによると、クラスで最もダイナミックな性能を実現しているという。

また、このディーゼルは環境性能にも優れる。WLTP計測モードによる燃費は20km/リットル、CO2排出量は132g/kmと公表されている。