注目の自動車ニュース

水上の電動マセラティ『TRIDENTE』登場、日帰りクルーズに最適な快適性&バッテリー容量252kWh

  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》
  • 《photo by Maserati》

マセラティは7月2日、海洋テクノロジー企業のヴィタパワーと提携して、高級電動ボート『TRIDENTE』を欧州で発表した。これはマセラティの電動化戦略を水上にも拡大するものだ。

ヴィタパワーとマセラティは、性能とエレガンスを妥協せずに未来のモビリティを追求するという共通のビジョンを持っている。ヴィタパワーは、海洋環境への影響を減らすために設立された海洋テクノロジー企業で、高性能な電動パワートレインと電動ボートを開発している。また、専用の海洋高速充電インフラも手がけている。

TRIDENTEは全長10.5mのゼロエミッションボートで、湖や沿岸での日帰りクルーズに適する。最大出力は600hp、バッテリー容量は252kWhで、巡航速度は約46km/h、最高速は約74km/h。充電時間は1時間以内だ。

TRIDENTEは最大10名を収容できるコックピットを備える。乗員はサンデッキでリラックスしたり、水泳用のシャワーと梯子を備えた水浴エリアを利用できる。前方にはデイベッドとトイレを備えたキャビンもある。

このデイボートはカーボンファイバー製で、米国メイン州にある200年以上の歴史を持つ船舶メーカー、ホッジドンヨットの職人によって仕上げられている。