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メルセデスベンツ A200d 発売へ、コンパクトクラス初のクリーンディーゼル

メルセデス・ベンツ日本は、新型『Aクラス』に、コンパクトカー初となるクリーンディーゼル搭載モデル「A200d」を追加し、3月25日より予約注文の受付を開始した。納車は6月頃を予定。

A200dは、すでに『Cクラス』や『Eクラス』に導入された直噴2.0リットル直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」をベースとし横置きに対応。従来の排出ガス処理システムに加え、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備えるSCR触媒が増設し、欧州で2020年から施行予定のEURO6d規制や、ステージ2RDE(実路走行試験)規制に前もって適合する優れた環境性能を実現している。

A200dに搭載されるOM654qは、最高出力150ps、最大トルク320Nmと、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を持ちながら、低振動で高い静粛性を両立する。全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製とした一方、ピストンはスチール製。熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減している。ターボチャージャーは可変タービンジオメトリーを採用。新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」との組み合わせで、低回転域から高回転域までトルクフルな加速を実現する。

価格は399万円。