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メルセデスベンツ、車載インフォでプレイするゲームのアイデアを競う…完全自動運転時代到来を想定

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は3月22日、車載インフォテインメントシステムでプレイするゲームのアイデアコンテストを開催すると発表した。

現在、主要な自動車メーカーは、自動運転車の開発を進めている。自動運転車の中で、ドライバーが運転操作を車両に任せるのが、完全自動運転車だ。完全自動運転車が実用化されれば、ドライバーは移動中、運転以外の行為を車内で行うことが可能になる。

メルセデスベンツが行うゲームのアイデアコンテストは、この完全自動運転車時代の到来を想定したものだ。ドライバーや乗員は移動中、車載インフォテインメントシステムでゲームを楽しむことが可能になると見込む。

ゲームは、車載電子機器とネットワーク接続するように設計する。ゲームと車載電子機器をネットワーク接続すれば、例えばステアリングホイールを使ってゲームをコントロールしたり、アクセルとブレーキペダルでゲームのスピードを調整したりすることが可能になるという。

また、空調システムを利用して、あらゆる種類の香りを車内に再現することができる。車内の照明を変化させて、日没から月食まで、さまざまなムードを演出することも可能にする。

ゲームのアイデアは、5月16日まで受け付ける。最優秀に選ばれたゲームは、ダイムラーと共同で半年のパイロットプロジェクトに取り組み、さらに発展する可能性がある、としている。