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BMW『2シリーズクーペ』改良新型…内装を刷新

  • 《photo by BMW》
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BMWは6月13日、コンパクトな2ドアクーペ、『2シリーズクーペ』の改良新型を欧州で発表した。

改良新型は、Mスポーツパッケージを標準装備とした。M専用デザインには、フロントの大型エアインテーク、力強いサイドスカート、垂直リフレクターとディフューザー風インサートを備えたリアバンパーが含まれる。

フロントには、パールエッセントクローム仕上げのラジエーターグリルが採用されている。サイドスカートとリアバンパーの下部は車体色で塗装され、ディフューザーインサートはハイグロスブラックで仕上げられている。

高性能な「M240i xDrive」グレードは、独自のM専用デザインを持ち、冷却空気供給と空力バランスを最適化している。これには、サイドエアインテークのハイグロスブラックインサート、フロントバンパーのブラックスポイラーリップ、専用のリアスポイラー、台形のテールパイプが含まれる。ドアミラーカバーもハイグロスブラックで仕上げられている。

Mハイグロスシャドーラインは、全車に標準装備されている。オプションのMプロスポーツパッケージは、Mシャドーラインライト、サファイアブラックのMリアスポイラー、拡張機能を持つMハイグロスシャドーラインを追加した。また、赤く塗装されたブレーキキャリパーとMシートベルトを備えたMスポーツブレーキシステムも装備される。

インテリアの改良点はデジタル化に焦点を当てている。BMWカーブドディスプレイは、車両機能の直感的な操作を可能にする。フルデジタルのディスプレイシステムは、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイで構成され、BMWオペレーティングシステム8.5をベースにしたQuickSelectを搭載している。これにより、自動空調機能やシート・ステアリングヒーターの操作がタッチまたは音声コマンドで可能となる。コックピットのボタンやコントロールの数も減少し、インストルメントパネルのデザインが刷新された。

Mレザーステアリングホイールが標準だ。フラットボトムデザインや控えめなセンターマーキングが特徴。インテリアのスポーティな雰囲気は、12時位置の赤いセンターマーカーとBMW Mカラーのコントラストステッチによって、強調されている。

M240i xDriveには、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン(最大出力374hp)を搭載する。インテリジェントな全輪駆動システムとの組み合わせで、0-100km/hを4.3秒で加速する。