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MINI ハッチバック 新型に5ドア登場、3ドアより172mm長い…欧州発表

  • 《photo by MINI》
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MINIは6月12日、5ドアハッチバックの新型MINI『クーパー5ドア』を欧州で発表した。

新型の全長は4036mm、全幅は1744mm、全高は1464mm。ボディサイズは前モデルとほぼ同じで、MINIの基本理念の「小さなフットプリントで最大限のスペースを」を体現している。

新型は、5人の乗員に充分なスペースを提供する。新型MINI『クーパー3ドア』と比較すると、ホイールベースは72mm長く、ボディは172mm長い。これにより、乗員の快適性とスペースが向上している。短いオーバーハング、クリアなボディ表面、そして表現力豊かなアクセントが特長。インテリアでは、デジタルイノベーションと没入型のユーザー体験がMINIのDNAを新たなレベルに引き上げているという。

新型の後部座席は3人が快適に座れる広さを持つ。60:40の分割可倒式リアシートにより、ラゲッジコンパートメントの容量は275リットルから最大925リットルまで拡大する。

短いオーバーハング、小さなボンネット、長いホイールベース、大きなホイールといったプロポーションが、新型の都市型キャラクターを反映している。

新型には、アイコニックなMINIの丸型ヘッドライトが装備されており、八角形のフロントグリルと共に特徴的なMINIの顔を形成している。標準装備のLEDヘッドライトは、個別に調整可能なデイタイムランニングライトが備わる。

インテリアのミニマリストデザインは、少ないコンポーネントで構成されている。ステアリングホイールの向こうには、オプションのスリムなヘッドアップディスプレイがあり、すべての関連コンテンツがドライバーの視界に表示される。これにより、ドライバー側にはメーターパネルが不要となり、前方の視界が開ける。

新型のインテリアは、革新的な素材が特徴で、新開発された編みプロセスを使用して、リサイクルポリエステル製の二色デザインの多用途で手入れが簡単な構造を作り出している。テキスタイル表面は、曲線的なダッシュボードとドアパネルに広がっている。エアベントはフラットなデザインで、水平に配置されたエアベントはコックピット内の均一な空気の流れを確保している。

前席の広いスペースとクリーンなラインが、コックピットにモダンで開放的な外観を与えている。パノラマガラスルーフのおかげで、インテリアは明るい。後部座席には3人が快適に座ることができる、としている。