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BMWの次世代EV『ノイエ・クラッセ』、2025年から生産へ…航続と充電速度は30%向上
BMWグループは5月15日、ドイツ・ミュンヘンで行われた株主総会において、次世代EV『ノイエ・クラッセ』の生産計画を発表した。
ノイエ・クラッセは、2025年にハンガリーのデブレツェン工場でSUVの「Xモデル」の生産を開始する。2026年にはミュンヘンと中国の瀋陽工場でも生産が始まる予定。さらに、2027年にはメキシコのサンルイスポトシ工場でも生産が開始される。
ノイエ・クラッセには、新しい第6世代のバッテリーセルを使用する。これにより、航続は30%延び、充電速度も30%向上する。具体的には、10分間の充電で300kmの走行が可能に。BMWの全モデルにノイエ・クラッセの技術が取り入れられる予定だ。
BMWは、技術の開放性を信じており、電動車の需要が予測通りに増加すれば、スケールメリットを活かすことができると見込む。これにより、BMWは未来のモビリティ市場での競争力をさらに強化することを目指している。