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ルノー『ラファール』にもうひとつのアルピーヌ、「アトリエ」仕様登場…専用チューンの足回り

  • 《photo by Renault》
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ルノーは5月16日、最上位SUVクーペ『ラファール』の高性能プラグインハイブリッド車(PHEV)「E-Tech 4×4 300hp」に、「アトリエ・アルピーヌ」(Renault Rafale E-Tech 4×4 300 hp Atelier Alpine)を設定すると発表した。

アトリエ・アルピーヌは、すでにラファールに用意されている「エスプリ・アルピーヌ」とは異なる仕上げが特長だ。中でも、シャシーは、アルピーヌの約12人の専任エンジニアによってチューニングされた。

アトリエ・アルピーヌでは、ダンパー、スプリング、フロントとリアのアンチロールバー、21インチホイールが専用品となる。予測カメラ付きアクティブサスペンション、アジリティ・コントロール・モードも専用装備。ブレーキ、回生ブレーキ、スタビリティ&軌道制御、パワーステアリングを制御するECUにも専用チューンが施された。予測カメラ付きアクティブサスペンションは、フロントガラス上部のカメラにより、前方にスピードバンプや障害物を検知し、減衰力を連続的に調整する。

また、アトリエ・アルピーヌでは、サテンサミットブルーのボディカラー、スターリーブラックのフローティングスポイラー、コンチネンタルタイヤ+21インチの「Chicane」ホイールを採用する。アトリエ・アルピーヌのインテリアには、アルピーヌ・ブランドにちなんで、マットブルーのAのロゴをあしらう。

アトリエ・アルピーヌ専用のシャシーコントロールのメニューがマルチメディアスクリーンに表示され、ドライバーは「4Control」のアドバンス設定、ダンピングプロファイル、リアステアリングアングルを3つの方法で調整することができる。「コンフォート」は、日常走行、とくに市街地走行向け、「ダイナミック」は敏捷性とコーナリングを両立し、「スポーツ」はハンドリングとドライビングの楽しさを追求している。