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アウディジャパン社長「R8改良新型、RS5スポーツバックを2019年秋に順次発売」
アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は3月19日に都内で会見し、ハイパフォーマンスブランドであるアウディスポーツの旗艦モデル『R8』の改良新型版および新規モデル『RS5スポーツバック』を2019年秋に順次投入する計画を明らかにした。
ノアック社長は「ハイパフォーマンスモデルであるアウディスポーツは2018年に日本市場で初めて1000台以上を販売し、日本はアジア最大のアウディスポーツ市場となった。これを今後も継続していく」と表明。
そのカギを握るのが商品攻勢で、第1弾として『RS4アバント』を1月に発売した。ノアック社長はRS4アバントについて「非常に高い評価を頂いている。そして本社に増産を要請しているところ」と明かした。
また2019年初頭から欧州市場で販売が開始されたR8の改良新型に関しては「今年の第4四半期(10-12月)にR8の市販車を導入する予定。今後もR8の成功のストーリーを続けていく」と説明。
加えて「V10エンジンのこれまでの成功、またR8の10周年を祝って、『R8ディセニウム』という限定車を導入する。世界220台の限定生産で、日本市場向けには10台を確保した。10人のエクスクルーシブのお客様に限定車ディセニウムを2019年から2020年にかけてお届けする」とも述べた。
さらに「日常使いが非常に便利で、それと同時に卓越したパフォーマンスを両立させる『RS5スポーツバック』が今年の第4四半期(10-12月)に導入予定となった」ことも披露した。
一方、オーナー向けのプログラムとしては「女性の中でもハイパフォーマンスモデルの需要が非常に高いことから、女性のドライバー向けにもハイパフォーマンスモデルを使用したプログラムを提供する」ことも明らかにした。
今回新たに新設するのは女性ドライバー専用のアクティブセーフティを中心にした運転トレーニングプログラムで、7月に開催を予定しているという。
合わせて国内のモータースポーツへの支援体制も発表された。スーパーGTおよびスーパー耐久シリーズに加えて、今年から始まるTCRジャパンの3シリーズに参戦する9チーム10台に対し、パーツ供給を通じてサポートするとしている。