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BMW M3セダン 次期型にはシリーズ初の3グレード設定…8月にもデビューか
BMW『3シリーズ』新型の頂点に設定されるハードコアモデル、『M3セダン』開発車両が、豪雪のスカンジナビアでウィンターテストを開始した。
ダミーのヘッドライトを装着し、キドニーグリルをはじめフロントエンドは完全にカモフラージュされているが、より広いトレッドや、「M」ブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプから「M3」であることは間違いない。
次期型最大の注目は、M3史上初めて3つのグレードが設定されることだろう。1つ目は、「ピュア」と呼ばれる軽量化に特化したモデルで、親開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は444psを発揮する。
続いては「ベース」と呼ばれるグレードで、6速MTと組み合わされるFRピュアスポーツモデルだ。最高出力は475psが予想されている。そして最強モデル「コンペティション」には、「M xDrive」四輪駆動が搭載され、最高出力は500ps超えが期待できそうだ。
また3つのグレードには、「アダプティブサスペンション」と「リミテッドスリップディファレンシャル」が標準装備されるほか、「コンペティション」にはカーボン・セラミックブレーキ」がオプション設定される見込みだ。
ワールドプレミアの場は、2019年9月のフランクフルトモーターショーが有力だが、直前の8月にもオンライン公開が期待されている。