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メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型—見間違えのようのないデザイン
メルセデスベンツは3月26日、SUVの『Gクラス』(Mercedes-Benz G-Class)の改良新型を欧州で発表した。
外観では、ラジエーターグリルのデザインが3本から4本の水平ルーバーに変更された。また、フロントとリアのバンパーも新しいデザインになっている。新たなAピラー・クラッディングやルーフエッジのリップスポイラー、断熱材の採用により、エアロダイナミクスが改善され、車内の音響的な快適性も向上している。
電動化の推進により、改良新型はオフロードでの応答性が向上し、舗装路での快適性も引き上げられた。ISG(スタータージェネレーター)と48Vの車載電気システムを備えたマイルドハイブリッドは、性能の向上と燃費の低減に寄与している。
「G500」グレードでは、新たに3.0リットル直列6気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力449hp、最大トルク57.1kgmを発揮する。ISGは一時的に20hpのパワーと20.4kgmのトルクを追加し、48Vの車載電気システムにも電力を供給する。
インフォテインメントシステム「MBUX」は、12.3インチのタッチコントロール付きドライバー&メディアディスプレイを新たに採用し、ユーザーの操作性と体験を向上させている。