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シトロエン『C3』 新型は48Vマイルドハイブリッド搭載…内燃エンジン車を発表
シトロエンは4月9日、コンパクトSUVの『C3』(Citroen C3)新型を欧州で発表した。EVの『E-C3』に続いて、内燃エンジン車が登場している。
新型C3は、シトロエンの新デザイン言語を導入した最初の市販モデルで、フレッシュかつ明確な主張を持った小型クロスオーバー車に生まれ変わった。
2022年のシトロエン『OLI』コンセプトで初めて披露されたこの新デザイン言語は、垂直方向と水平方向の要素を大胆かつテクニカルに対比させているという。フロントでは、より背が高く、より垂直な顔つきの中央に、大きな楕円形の「シェブロン」が配置された。その両側には、建築のパラメトリックデザインから着想を得たグロスブラックのグリルが配されている。
新デザインの前後ライトもOLI譲りだ。ブレードのように見える縦型レンズ1枚と横型レンズ2枚を備えており、ユニークな3段階のライティングシグネチャーが特長になる。短く、高く、水平なボンネットは、彫刻された表面を持つ。垂直なフロントマスクと対照的で、車両にボリュームを与えている。
新型C3のパワートレインは、48Vのマイルドハイブリッドを搭載する。システムは、最大出力100hpを発生する1.2リットル直列3気筒ガソリンエンジン、48Vのリチウムイオンバッテリー、最大出力28hpのモーター、インバーター、6速電気式デュアルクラッチトランスミッションで構成されている。
内燃エンジンと電気モーターの駆動力を効率的に利用するベルトスターターを搭載する。モーターの駆動力のみで発進することが可能。減速する際のエネルギーを回収することもできる。市街地走行の最大50%をEVモードで走行可能、としている。