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ホンダ『フリード』ついに今夏フルモデルチェンジか、5ナンバーキープでボディ拡大へ

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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  • 《写真提供 ホンダ》
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ホンダの人気コンパクトミニバン『フリード』。昨年より次期型に関する情報が飛び交っているが、いよいよ開発も最終盤を迎えているようだ。スクープ班が入手した情報によると、2024年夏、早ければ6月にも登場するという。最終デザインも含め、次期型フリードの姿を予想する。

初代フリードは、『モビリオ』後継モデルとして2008年に登場。「運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン」というキャッチフレーズとともに、人気モデルへ上り詰めた。2代目となる現行型は2016年にデビュー。2022年にはフルモデルチェンジの噂が持ち上がったが、実現されずに現在に至っている。そして、いよいよ8年ぶりのフルモデルチェンジを迎えることになる。

次期型で最大ともいえるトピックが、ボディサイズだ。これまで「ちょうどいい」5ナンバーサイズが売りだったフリードが、ついに拡大に踏み切る。予想では全長が4300mmにストレッチ、全幅1700mm、全高1740mmへと成長する(現行2WD車は、全長4265×全幅1695×全高1710mm)。5ナンバーをキープしつつ、ギリギリまでサイズを拡大し快適な室内空間に貢献する。

パワートレインは、最高出力131psを発揮する1.5リットル直列4気筒エンジンのほか、「e:HEV」2モーターハイブリッドを搭載。よりパワフルに走行性能が進化すると同時に、燃費はWLTCモードで25km/リットルを目指しているという。

現行モデル同様にベース車とクロスオーバーテイストを加えた「CROSSTAR(クロスター)」が設定される。今回は情報をもとにクロスターのデザインを予想した。

全体のシルエットとしては、これまでのタマゴ形に近いものから、よりボクシーなスタイルでよりワンボックス感を強調したものになるという。ウィンドウは視認性と室内の明るさをアップするためか、水平基調で大きなものに。ヘッドライトを含めたフロントマスクは現在のシャープな表情を受け継いだものとなるだろう。

そしてクロスターとしては、ひと目見て分かる通り、よりSUV色を前面に押し出したデザインとなる。バンパーやフェンダー、サイドシルはブラックの樹脂パーツに置き換えられワイルド感がアップ。往年のSUV『エレメント』を彷彿とさせるものに。フリードシリーズはこれまでも、2列シートの「フリードスパイク」や「フリード+」といった趣味向けモデルを用意してきたが、より差別化が進むと見られる。

今夏、最大のライバルであるトヨタ『シエンタ』との熱い戦いが見られそうだ。