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トヨタ ヤリス 改良新型、日本にない「ハイブリッド130」設定…欧州仕様
トヨタ自動車の欧州部門は、Bセグメント5ドアハッチバック『ヤリス』(Toyota Yaris)の改良新型を欧州で発表した。日本仕様にはない高出力ハイブリッド、「ハイブリッド130」が用意されている。
欧州向けヤリスの改良新型では、内装を中心にアップデートを受けた。グレードに応じて、7.0インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、または12.3インチのデジタルディスプレイなどが新採用されている。
欧州向けには、日本仕様にはないハイブリッド130が設定された。可変バルブタイミングを備えた1.5リットル直列3気筒ガソリン「ダイナミックフォース」アトキンソンサイクルエンジンは、最大出力93hp/5500rpm、最大トルク12.2kgm/3600~4800rpmを発生する。
ハイブリッド130では、新開発のトランスアクスルに大型で強力な電気モータージェネレーターを搭載し、パワーコントロールユニット(PCU)のソフトウェアとハードウェアを見直した。これにより、ハイブリッドシステム全体で130hpのパワーと、18.8kgmのトルクを引き出す。
ハイブリッド130の動力性能は、0~100km/h加速が9.2秒、最高速は175km/h。欧州複合モード燃費23.3km/リットル、CO2排出量87g/kmの環境性能も実現している。